安倍晴明墓所

2009年06月05日
晴明神社の所管の安倍晴明墓所(京都府京都市右京区嵯峨天龍寺角倉町嵯峨墓所)です。
安倍晴明墓1  安倍晴明墓2

安倍晴明墓4
安倍晴明の埋葬については、
①五条松原の鴨川の岸にある法成寺 → 心光寺(左京区) → 等々 → 現在の場所

②五条近く松原鴨川の岸に塚を築いて埋葬 → 三条橋の東 → 東福寺門前の竹林 → 等々 → 現在の場所
(五条橋とは、今の松原通川端の松原橋の事)

③京都市東山区松原通宮川筋東入ルに埋葬

④遺骨は鬼門封じに使われた。
などがいわれています。

この場所は、古くから天龍寺の所管でしたが、墓域の荒廃があまりにもひどいため、天社土御門神道の仲介で、昭和47年に晴明神社が買い取って、境内地(飛び地境内)として、全面的に神道式に改修復興しました。

各地の晴明塚(墓所)は、応仁の乱後、畿内の陰陽師が配流されたり、それぞれの地域に住み着いたりして自分たちの職能のルーツである晴明の由緒地にしたという説が有力です。
ほかにも晴明の遺骨を分骨ためや、晴明の名が代々襲名されたなど諸説あります。

京都鴨川沿いにかつて晴明塚がありましたが、今日では場所は不明になっています。
東福寺南門前の遣迎院の南側にも晴明塚と称するものがありました。
安倍晴明読本、陰陽師「安倍晴明」超ガイドブック、安倍晴明&陰陽師大全より


JR西日本山陰本線嵯峨嵐山駅、嵯峨野観光鉄道(トロッコ列車)トロッコ嵯峨駅から、駅前の道を真っ直ぐ南へ歩きます。
途中にある京福電鉄嵐山線嵐電嵯峨駅も越えて、さらに南へ行きます。
嵐電嵯峨駅から120mの西へ曲がれる角を曲がると、安倍晴明墓所です。
長慶天皇嵯峨東陵の南側になります。

観光客で賑わう渡月橋周辺から、ほんの少し東へ歩いただけで静かな佇まいになりました。
観光で歩いている人に会ったのは、ほんの2~3人だったと思います。
安倍晴明の墓が京都にあるとは思っていませんでした。
京都に住んでいたのですから、京都にお墓があっても不思議ではないのですが、お墓が存在する事自体に驚きがありました。
こういう人のお墓は所在不明かと勝手に思っていました。

晴明は死後、いろいろな場所を経て、この場所に落ちつたようです。
多くの説がありますが、最初は五条松原付近に埋葬された記述が多くあるようです、五条松原付近の確率は高いのかもしれません。
やはり稀代の陰陽師安倍晴明は死後も、不思議な力を発揮していたのかもしれませんね。
もしかしたら今も、どこかから世の中を見ているかもしれません。

そういえば、幕末にはすでにここにお墓があったのですよね。
近くの天龍寺での長州藩兵などを見ていたかもしれません。
幕末維新の目撃者です。
何をみて、どう思ったのでしょう。
聞いて見たいです。
陰陽師の力で教えてくれないでしょうか?

それにしても、昭和47年に改修復興しただけに、歴史を感じるには墓石が綺麗でした。


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