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叡福寺-上の太子 聖徳太子御廟

2009年05月06日
聖徳太子の廟所・磯長陵がある叡福寺(大阪府南河内郡太子町大字太子2146)です。
叡福寺2139  叡福寺1138
河内三太子のひとつです。
羽曳野市野々上 野中寺(中の太子)
八尾市太子堂 大聖勝軍寺(下の太子)
南河内郡太子町 叡福寺(上の太子)

598年、聖徳太子が諸国の巡察を行った際、この地に五色の瑞光を見て、619年に自ら横穴式石室の廟所を築造しました。
直径50m、高さ10mの円墳です。
622年2月、太子が没してこの廟に葬られると、推古天皇は太子追福のため香華所として坊舎を建立しました。
これが叡福寺の起源とされています。

724年、聖武天皇の勅願により東西両院を造営しました。
東の伽藍を転法輪寺、西の伽藍を叡福寺と称しました。
弘仁年間には空海が、1191年には親鸞が参籠し、日蓮なども度々訪れたそうです。

承安年間、平重盛によって堂宇の修築がされました。
1574年の兵火により諸堂を焼失しましたが、1603年、後陽成天皇の勅で豊臣秀頼が聖霊殿を再建、その後、他の諸堂も再建されました。

廟は「三骨一廟」とも呼ばれ、太子、太子の母・穴穂部間人皇后、太子の妃・膳菩岐々美郎女が合奏されています。
墳丘の周囲には結界石が二重にめぐらされており、内側のものは空海が作ったとされます。
外側は寛保年間に造られたといわれ、『浄土三部経』の経文が刻まれています。
かつては墓の上に「大乗木」という梓の木があり、間人皇后埋葬の際、太子が轅を挿し大乗の法を説いたものが後に生い茂ったとされています。
聖徳太子の本より

案内142
近畿日本鉄道南大阪線上の太子駅にある周辺案内板

近畿日本鉄道南大阪線上ノ太子駅から少し歩きます。
南側のロータリーがある方へ降ります。
ロータリーを出て左へ、上ノ太子駅前東交差点から南阪奈道路をくぐり、まっすぐに歩きます。
国道166号へは出ません!
道なりに真っ直ぐ、右折も左折もなしです。
約2㎞、ひたすら真っ直ぐです。
叡福寺東交差点まで出ると、右に曲がります。
右に曲がり広場を過ぎた所が叡福寺です。

もう少し頑張って歩けば、小野妹子墓(2009年3月6日参照)に行けます。

関西に住んでいながら、聖徳太子のお墓が大阪にあるとは知りませんでした。
漠然と、あるとしたら“奈良”だと思い込んでいました。
それ以前に、聖徳太子のお墓あるのか?なんて考えもしていませんでした。
どこか伝説の人、架空&想像上の人物というような、超絶したものがありました。
お札の人!昭和生まれの人は、やはり聖徳太子はありがたみのある人でしょう(笑)
まさかお墓があるとは…。

住宅街を抜けると、叡福寺がありました。
すごく静かな場所。
観光地ではないですね。
聖徳太子という、だれもが知っている人のお墓ですが、すごく静かでした。
土方歳三、沖田総司といっても、知っている人の割合の方が少ないと思いますが、聖徳太子といえば8割から9割の人が知っているでしょう。
なのでもっと、観光地化された場所で、人も多いのかと思っていました。

お墓といっても、幕末維新の人のお墓とは違い、古墳・廟ですので墓石はありません。
屋根の付いた入口(? 何というものでしょうか?古墳には詳しくないので…。)という、立派なものはありました。
棺が納められるのは、もっと彼方なのですよね。
幕末人のお墓参りをして、目の前のお墓の下に眠ってる。と感慨に耽るのはとまた違って、このどこかに眠っている…なのですね。

さて、私がなぜ聖徳太子史跡巡りをしようとしたかというと、もともと幕末以外でも歴史は好きでした。
もちろん新選組や幕末が一番好きです。
山岸涼子氏の「日出処の天子」を読んで、すごく新鮮な聖徳太子に会ったからです。
この作品は、法隆寺や聖徳太子を信仰する人たちからは、太子を冒涜しているというような抗議があったらしいと聞きました。
太子が同性しか愛せず、超能力者だという設定です。
でも妙にしっくりするストーリーで、すごく魅きつけられたのです。

私は気になると、自分でその関連史跡に行って、その場所を自分の目で見たくなります。
歴史上の人物と同じ場所に立って、いろいろと共有してみたいというのでしょうか。
という事で、聖徳太子の史跡巡りを2~3回おこなったというわけです。
まだまだ行って見たいところはありますが、新選組&幕末優先なので、これからに取ってあります(笑)


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